錦坂と地蔵堂

錦坂

錦坂

野橋から100mほど南に歩くと、地蔵堂と大神宮常夜灯、宝篋印塔(ほうきょういんとう)が建っている。
道は錦坂を進む。

地蔵堂

地蔵堂

宝篋印塔(★)は、安永8(1779)年、行者自明が西国巡礼三十三度を満願となったことを祈念して建てられたものである。 これは、西国三十三所観音霊場を約10年以上かけ、由緒ある「お背板(おせた)」を担ぎ、三十三度まわることを満願行とする。 中世にはじまり昭和30年代まで続いていた。数グループの組織があり、支援者も組織化されていた。 行者は、満願に達すると、二夜三日の盛大な儀式がおこなわれ千人余の人々が各地から集まった。